こんにちはたま吉です
病んでいた時と、若いころ、どうしようもなく会社に行きたくない時がありました
数年前病んでいた時は自分の成績が伸び悩み、毎月100時間くらいの長時間残業も重なり、会社に行きたくなくなりました
若いころというか、新卒間もないころは何をやっていいかわからず、ただ降ってくる仕事をこなしているだけでした
昔は、「先輩達の背中を見て仕事をしろ」という時代でしたから、かなり大変でした
先輩の背中を見ても何も書いてはいませんから
今でもそうですが、お偉いさんとかに取り入るのは得意ではありません
当時は聞かなければ教えてくれないわけですが、そもそも何がわからないのかがわからないので、ずっと成長しないままでした
ここが初めて会社に行きたくないと思った瞬間だと思います
休まず毎日行きましたけどね
「先輩とコミュニケーションとるのが得意組」はどんどん仕事の中心に引き入れられ、ぼくはどんどん端の方へ追いやられていきました
とうとうぼくは、ぼく一人だけの部署に配属になり、一日のうち、数人としか接しない状況になりました
状況としては嫌でしたが、凄く楽な仕事でした
ひたすらつまらなかったけど、楽でした
むしろ会社に行きたくないということもなくなりました
そんな部署で一年くらい経ったころ、新しい責任者になり、突然ぼくのところに来て、
「君はこんなところで仕事しちゃいけない」
「部下を持って責任のある仕事をしよう」
と、その瞬間から小さな一部署のリーダーになりました
オッチャン一人、オバチャン二人の部署です
オッチャンはすぐにタバコ休憩でいなくなり、そもそも仕事に興味持ってないような人でした
ぼくにも興味がなかったようです
オバチャン二人は快く迎え入れてくれて、支えてくれました
新しい責任者からは常に色々なアドバイスをもらいました
積極的にぼくに関わってくれました
このとき、仕事は充実していたと思います
そんなある日の飲み会で、「先輩とコミュニケーションとるのが得意組」のトップクラスみたいな同期が責任者に絡んでいました
どうやら、もっと責任のあるポジションにつきたい
もっと昇格させてほしいというアピールだったようです
ひとしきりアピールタイムが終わると責任者が言いました
君はさ、「たがり」なんだよ
何でも首突っ込む「やりたがり」
プライベートな部分とか要らないところまで質問してしまう「聞きたがり」
能力は認めるけど「たがり」が過ぎることがある
そこらへんを理解してほしいね
と、言われました
そのあと同期はさんざん愚痴ってましたが、理解したのかどうか、数年後には出世していったようです
ただ、せっかく長く勤めたのに二年くらい前に辞めたようですが
ぼくはこの「たがり」という言葉を意識するようにしました
どんな状況でもでしゃばり過ぎないことを心掛けました
次第に責任者から認められるようになり、前よりもっと充実感が出てきました
そんな矢先、責任者が病気で倒れ、入院することになってしまいました
そして運の悪いことに、責任者が入院中に会社で盗難事件が発生
犯人は捕まったのですが、管理体制が甘いと社長が大激怒
今すぐ責任者を連れてこい!
となったのですが、先程の通り入院中
しかし社長は何を思ったか、
入院中だろうが関係ねえ!今すぐ出勤しろ!
と電話で責任者に怒鳴ったそうです
呆れた責任者は数日後退院してすぐに辞めてしまいました
この責任者が辞めたのだけが原因ではありませんが、急速に仕事がつまらないものになり、充実感が失われ、度重なる長時間労働にも耐えられずに、ぼくも退職しました
辞める終盤くらいには本当に会社に行きたくなくなっていました
ここで道が二つに分かれます
我慢して続けるか
辞めて次の職に就くか
ぼくは後者でしたが、
人生の経験だけは積み重ねてきたオジサンだから、分かれ道で迷っている人に一つアドバイスが出来ます
この「会社に行きたくない」という状況
定年まで長く働いていたい
と、思うなら、今よりも良い会社を探して今の会社を辞めるべきかと思います
なぜなら、ただでさえ行きたくないような会社なのに長く続けられるわけがないからです
早くお金貯めてセミリタイアしたい
と、思うなら、我慢して続けるべきかと思います
なぜなら、辞めて次の会社に行ってもまた一から仕事を覚えなくてはならないので、現状のまま突っ走ってしまった方がゴールに早く近づけるからです
(ただし、鬱になるくらいなら辞めて下さい)
上記2パターン以外にも様々なパターンがあるかと思いますが、つきつめると大体この2パターンに当てはまるのではないでしょうか?
そもそもですが、余程その仕事が好きでもない限り、「会社に行きたくない」という状況は必ず発生すると思います
そのため、ほとんどの人にとって転職は必然的になってくると思います
でもそれで良いのです
鬱になったり、自殺するよりかは良いですから
会社に行きたくなくて鬱になったり、自殺するような人が減るように願っています
2020年、みんなが幸せに過ごせますように
ではまた