たま吉の早くセミリタイアしたいブログ

おっさんリーマンのたま吉による、早いとこセミリタイアをして自由な時間を手に入れることを目指すブログです。夫婦二人暮らし、子供なし。

姥捨山

こんにちはたま吉です

ぼくは物心ついた時くらいから、母親から「姥捨山」の話を寝る前などによく聞かされました

母親は
「子供は何があっても親を捨ててはいけない」
「親は尊いものだ」
「親が年老いたら子供が面倒をみるものだ」
「子供は親孝行しなければならない」

そんな話をしながら母親自身も泣きながら話していました
その時はぼくも泣きながら聞いていました

ある日、母親は姥捨山のワンシーンで、息子が年老いた母親を背負い、姥捨山に向かう場面を絵に描いておりました
母親は狂ってるくらい姥捨山の話が大好きです
というか狂ってます

母親自身は親孝行などこれっぽっちもしたことがなく、兄弟達に任せっきりでした

母親の兄弟達は本当に人間の出来た人達で、ぼくが生まれる前からオヤジがギャンブル漬けのため貧乏暮らしをしていた母親に資金援助をしていました

にもかかわらず、兄弟が難病で亡くなった時も看病にすら行かない鬼畜です
しかもなぜか悪気がない
そして多額の遺産を相続する…
超鬼畜です

ふと姥捨山の話を思い出すと、うすら寒くなります

なぜかふと思い出してしまいました

ぼくは社会人になってから結婚するまでずっと、母親に通帳を預け、必要な時だけお金を受け取り、生活していました

結婚していなければ母親に支配され続けていたかもしれません
小さい頃から思想などを刷り込まれ、コントロールされていることに気づかないのは一番恐ろしいことですね


ではまた